都祁森林組合概要
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当森林組合は、奈良市都祁地域(旧都祁村)に存在し、奈良県の北東部に位置して、縄文時代から人が居住した自然に恵まれた高原地帯で地域の総面積は4,413㌶で、その内森林面積が2,600㌶余、その又、58%余りが、ヒノキ・スギ等の人工林となっています。
昭和40年、名阪国道の開通と共に針インターは、交通の要所となり発展をしてきた訳ですが、地域の農林業を中心に生活していた時代とは大きく変化し、林業に対する関心が希薄になる中で、山林の荒廃が散見され、2世代、3世代にわたって初めて、大和桧と言われる極上の木材に育てて来た林業が、時の移り変わりと共に若年層の経済活動の意識も変化して行き、山に対する姿勢も当然、薄くなる中、当森林組合が中心となって、国、県、市の補助事業を積極的に取り入れて組合員と共に、事業展開をしております。
・森林経営計画の推進 ・施業放置林整備事業の取り組み
・美しい森づくり事業参加 ・公的機関発注事業への参加
・樹木伐採・草刈り庭園整備などの作業受託
・林業教室の開催による山への関心の喚起
・各種資材の販売促進
と、多方面に亘り活動しております。
しかしながら、時代の変化と共に建築様式の変化、それに伴う木材の需要減少、木材価格の低迷と悪循環の中、森林組合が森林環境を守る、その1点に森林組合の存在価値が増すであろうと考え、役員、職員一丸となって頑張っております。
地域林業の発展を願ってやまない都祁森林組合です。